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2022年 「エンジン01 in 岐阜」開催! 

2021年エンジン01トップ画像

 新型コロナウイルス感染症の影響により、2021年10月の開催を中止した「エンジン01 in 岐阜」(主催:エンジン01文化戦略会議(代表:林真理子幹事長))について、2022年度の開催日が決定しましたのでお知らせします。

●開催期間
2022年10月28日(金)〜 30日(日)

●開催場所
岐阜市内

●内容
プログラム等の詳細は、2022年8月頃に発表予定です

 

エンジン01 in 岐阜に関するお問い合わせ先
エンジン01 in 岐阜実行委員会事務局(岐阜県文化創造課内)
TEL:058-272-8246
Eメール:[email protected]

エンジン01文化戦略会議では、年度に1回、全国のどこかのまちで「オープンカレッジ」を開催しています。このオープンカレッジには、約150名の同会会員が開催地に集い、地元の実行委員会と連携して3日間にわたって一般参加者との“知の交流”を行います。
スケジュールは決まり次第、下記の「エンジン01 WEBサイト」でお知らせします。

 

最新情報はエンジン01 WEBサイトをご覧ください

 

エンジン01(ゼロワン)文化戦略会議とは

文化・芸術・スポーツ・経済など、各分野の第一線で活躍する文化人・芸術家たちが2001年に発足させたボランティア集団。日本文化のさらなる広がりを目的に多彩なセミナーなどを開き、活動内容を社会に発信しています。会員数は約230名で、幹事長は作家の林真理子さんです。

、アーティストの日比野克彦さんと、脳科学者の茂木健一郎さん

 

1. 2019年7月31日にプレイベントとして、アーティストの日比野克彦さんと、脳科学者の茂木健一郎さんによる記念講座が開かれました。

 
 2018年に釧路で行われたオープンカレッジの様子2018年に釧路で行われたオープンカレッジの様子
 

2.3 2018年に釧路で行われたオープンカレッジの様子

 
 
「エンジン01 in 岐阜」大会委員長 日比野 克彦さん

日比野 克彦さんプロフィール

日比野克彦さんアーティスト。1958年岐阜市生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。2014年より、異なる背景を持った人たちの交流をはかるアートプログラム「TURN」を監修。現在は東京藝術大学美術学部長・先端芸術表現科教授のほか、岐阜県美術館館長、日本サッカー協会社会貢献委員長も務める。

 

「エンジン01 in 岐阜」をどんなイベントにしたいですか?

3日間のイベントを充実させるだけでなく、将来につながるものにしたいと思っています。今回のイベントには、さまざまな分野の著名人ら約150名が集まります。その人たちとの出会いが刺激となって、岐阜の人たちが自ら新しい展開を起こしたりアイデアを試したりできる、そうやって動き出すきっかけにしたいです。

日比野さん自身が岐阜で発信したいことは何ですか?

私は現在、岐阜県美術館の館長として「ナンヤローネ?」という言葉を使ってアートの新たな社会における役割を創出する試みを展開しています。「ナンヤローネ」とは、「何だろう?」という意味の岐阜の方言ということは、皆さんご存知のとおり。「エンジン01 in 岐阜」では、イベントをきっかけに行動を起こし、未来につなげることを推進していこうと思っています。その言葉として「ナンカヤローネ!」をキーワードとして出していきます。「ナンヤローネ?ナンカヤローネ!」と連続することによって、さまざまな人が参加してこそ生まれる次世代の社会を築くきっかけを見出していきたいと考えています。「ナンヤローネ?ナンカヤローネ!」が「エンジン01 in 岐阜」のテーマになります。

どんな方にイベントに参加してもらいたいですか?

すべての人に参加してもらいたいですね。それぞれが感じている「ナンヤローネ?」を携えて参加してもらえればと思います。現代のナンヤローネ?人間のナンヤローネ?岐阜のナンヤローネ?日本のナンヤローネ?「エンジン01 in 岐阜」では「ナンカヤローネ!」につながる、未来につながるプログラムを作っていきたいと思っています。

参加者にどんなことを感じてほしいですか?

参加した方が、「エンジン01 in 岐阜」で感じたことを自分ごととして、主体的に捉えられるといいなと思います。例えば、「あの人だからできる」ではなくて、自分だったらどうするか自分に問いかけができる出来事にしたいです。「講師から良い話が聞けました」で終わらずに、ちゃんと自分の日常に持ち帰って「よし、じゃあ私はこうしよう」とアクションを起こしたくなる、そんな「ナンカヤローネ!」の気持ちが生まれるプログラムにしたいですね。

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日比野さんは「ぎふメディアコスモス」においても、「みんなのアート」というイベントを企画・監修しています。2019年は、来場者が会場に敷き詰められたダンボールに色紙を貼って大海原を表現したアートを作りました

※インタビューは2019年8月時点のものです

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